山本 アヤノ 壊れた家電をどう処分すればよいのか迷っていませんか？修理すれば使えるのか、処分するならどの方法が最適なのか、買取は可能なのか。本記事では、修理可能な家電の見極め方、リサイクルショップの活用方法、自治体の回収ルールなどを詳しく解説します。
修理可能な家電の見極め方
壊れた家電が本当に処分するしかないのか、それとも修理して再利用できるのかを見極めることは重要です。ここでは、修理できる家電の見分け方と修理と買い替えの基準について詳しく解説します。
修理できる家電の特徴
家電の中には、修理することで長く使えるものと、修理が困難なものがあります。特に、洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・エアコンなどの大型家電は、故障内容によっては修理することで再利用可能です。
保証期間内であればメーカー修理がおすすめですが、保証が切れていても修理業者に依頼することで比較的安価に修理できる場合もあります。
修理と買い替えの判断基準
修理するか買い替えるかの判断には、修理費用と新品購入費用の比較が重要です。修理費が新品価格の50%以上なら、買い替えのほうが経済的といえます。また、10年以上使用している家電は部品供給が終了していることが多いため、修理より買い替えが現実的です。
家電の処分方法
家電を処分する際には、処分する製品の種類や状態によって最適な方法が異なるため、適切な手段を選ぶことが大切です。ここでは、それぞれの処分方法のメリットや手続きについて詳しく紹介します
自治体の回収サービス
多くの自治体では、家電リサイクル法に基づいて大型家電を回収しています。冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンなどの指定品目はリサイクル料金が発生するため、事前に確認が必要です。回収日や申し込み方法は自治体ごとに異なるため、公式サイトでチェックしましょう。
家電リサイクル法の対象製品（冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン）の場合、リサイクル料金は2,000円～4,000円程度かかります。その他の小型家電は自治体の粗大ごみとして処分できることが多く、数百円～1,000円程度の回収費用がかかることが一般的です。
関連ページ：家電リサイクル法の対象品目は？処分方法も解説
リサイクルショップでの買取
リサイクルショップでは、小型家電や比較的新しい家電の買取を行っています。特に、製造から5年以内の製品は高値での買取が期待できます。掃除機、電子レンジ、炊飯器、空気清浄機などは需要が高いため、査定価格が上がりやすい傾向にあります。
基本的に、正常に動作する家電のほうが買取価格は高くなりますが、壊れた家電でも一部のジャンク品専門の買取業者では、部品取り用として買い取ってもらえることがあります。また、修理可能な場合は査定額が上がることもあります。特に人気の高いブランドの家電は、壊れていても価値がある場合があるため、一度査定に出してみるのがおすすめです。
関連ページ：電子レンジの故障？確認方法や処分のコツを解説
ネット買取やフリマアプリの活用
オンライン買取サービスやフリマアプリを利用すれば、自宅にいながら手軽に家電を売却できます。処分費用をかけずに売却することができるうえに、スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器は、ネット買取で高く売れる可能性が高いため人気の方法です。
フリマアプリでは、元箱や付属品が揃っていると買取価格が上がるため、できるだけ完備して出品するとよいでしょう。
自治体とリサイクルショップ、どちらがお得？
自治体の回収とリサイクルショップでの買取のどちらがお得なのか、迷う方もいるかもしれません。基本的には、状態が良い家電ならリサイクルショップの買取を利用するほうが経済的です。
しかし、古くて動かない場合や、リサイクルショップでの買取が難しい場合は、自治体の回収を利用するのが便利です。自治体回収の際は、回収料金がかかる場合があるため、事前に確認しましょう。
まとめ
壊れた家電の処分方法には、修理、買取、リサイクルの3つの選択肢があります。修理可能なら修理して長く使う、買取可能ならリサイクルショップやフリマアプリで売却する、処分する場合は自治体の回収を利用するなど、状況に応じて最適な方法を選びましょう。
